読み聞かせの会を開催しました

こんにちは、熊本市の愛育保育園です。

今回は、毎月開催している「読み聞かせの会」の中から、0・1・2歳児クラスの様子をご紹介します。

絵本の世界に包まれる時間は、こどもたちの感性と言葉の芽を優しく育ててくれます。

目次

心が育つ“読み聞かせの会”

 愛育保育園では、月に一度、3名の読み聞かせボランティアの方々にお越しいただいています。

未満児(0・1・2歳児)クラス、3歳児クラス、4・5歳児クラスと3部屋に分かれ、

それぞれの発達段階に応じた絵本や手遊びを取り入れた、約30分間のあたたかな時間です。

今回は、0・1・2歳児クラスでの読み聞かせの様子をお届けします。

保育士の膝の上で安心のひととき|未満児クラスの過ごし方

読み聞かせの会が始まると、こどもたちは保育士の膝の上にちょこんと座り、穏やかな声に耳を傾けます。

会場の雰囲気もゆったりとしていて、こどもたちの表情もどこか安らぎを感じているようでした。

小さな手を握ったり、身体を寄せ合ったりしながら、絵本の世界に一緒に入り込んでいきます。

今回読まれた絵本|名作の魅力にふれる

この日の読み聞かせでは、2冊の絵本が紹介されました。

1冊目は、親しみやすく温かなイラストで人気の『しろくまちゃんのホットケーキ』。 

ページをめくるたびに「ジュージュー」「ぷつぷつ」といった擬音語に、こどもたちの目がキラキラと輝いていました。

2冊目は、昨年惜しまれつつ亡くなった詩人・谷川俊太郎さんの名作『もこ もこもこ』。

「もこ」「にょき」「ぽろり」「しーん」といった、不思議な音と形が織りなす独特の世界観。

読み手の語りかけるような優しい声が、こどもたちを一気に物語の中へ引き込み、静かな感動の時間が流れました。

手遊び・わらべうたも交えて楽しい時間に

絵本の合間には、手遊びやわらべうたも取り入れられました。

保育士やボランティアさんの歌声に合わせて、こどもたちも手をパチパチ。

言葉と音楽が重なり合うことで、絵本の世界がより深くこどもたちの心に届きます。

絵本の時間がもたらす力|言葉と感性を育てる

読み聞かせは、まだ話せないこどもたちにとっても、豊かな“ことばの種”をまく大切な時間です。

語りかけられる声のリズムや抑揚を通して、音に親しみ、言葉の土台が育ちます。

また、絵本の色づかいや表現に触れることで、想像力や感性がぐんぐん伸びていきます。

「絵本ってたのしい」

「ことばって面白い」 

そんな体験の積み重ねが、心の育ちに繋がっていくのです。

絵本がつなぐ心の時間

 読み聞かせの会は、こどもたちにとって癒しと刺激が同居する、特別な時間です。

声に耳を傾ける静かなひとときの中で、こどもたちはたくさんのことを感じ、学び、成長しています。

絵本の世界に触れることで、こどもたちの心がゆっくりと豊かに広がっていく。

そんな瞬間をこれからも大切に育んでいきたいと思います。 

今後とも、愛育保育園をどうぞよろしくお願いいたします。

サポートスタッフ募集|子どもの心を育む時間がここにあります

 愛育保育園では、こうした日常の中の小さな“学びの芽”を大切に保育を行っています。

行事や特別な取り組みだけでなく、絵本の読み聞かせのひとときなど、毎日の暮らしの中にも育ちの宝物がたくさん詰まっています。

「子どもの心に寄り添いたい」 「想像力や感性を大切にする保育がしたい」

そんな想いを持つ方、ぜひ園の見学にいらしてください。

現在、保育士の求人・採用情報も掲載中です。

絵本が好きな方、子どもと一緒に絵本の世界を楽しみたい方、大歓迎です。

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