こんにちは、熊本市にある愛育保育園です。
今回は、3・4・5歳児クラスで行った「熊本市東消防署見学」の様子をお伝えします。
こどもたちの真剣なまなざしやワクワクする笑顔から、たくさんの学びと気づきがあった一日になりました。
消防署見学とは?
この日は、こどもたちがずっと楽しみにしていた消防署見学の日。
朝から「今日消防車見るの?」「早く行きたい!」と話す声があちらこちらで聞こえてきました。
訪問先は、熊本市東消防署。 到着するなり、大きな消防車や救急車にこどもたちは大興奮!
「わあー!本物だ!」「タイヤが大きいね!」と目を輝かせていました。
消防士さんのお話に夢中!

消防士さんが実際に使っている道具の紹介や、火災時の対応について分かりやすく説明してくれました。
こどもたちは静かに耳を傾け、時折「どうして?」「これはなに?」と質問をする場面も。
好奇心いっぱいのこどもたちにとって、日頃の“当たり前”を見直す貴重な時間となったようです。
また、消防車の運転席に乗せてもらったり、緊急出動時の“早着替え”の様子を実演していただいたりと、体験型の学びも盛りだくさん!
「ぼくも消防士になりたい!」「かっこよかったね」と話す子もいて、心に残る体験になったようです。
年長さんは『幼年消防隊』に!

見学の最後には、年長児による『幼年消防結成式』を行いました。
こどもたちは、しっかりと前を見て元気に誓いの言葉を伝えました。
「火を大切にします!」
「火遊びは絶対にしません!」
「私たちは守ります、火の用心!」
消防士の皆さんや先生たちから大きな拍手をもらい、誇らしげな表情のこどもたち。
自分たちも地域を守る一員になったような気持ちになったことでしょう。
お弁当タイムも楽しい思い出に
見学後は、公園でお弁当を食べる予定でしたが、あいにくの雨。
残念そうにするこどもたちに「園に帰ってテラスで食べよう!」と先生が提案すると、一気に笑顔が戻りました。
テラスにシートを広げて、みんなでいただくお弁当は特別な時間。
給食の先生が作ってくれた、愛情いっぱいのおにぎりや唐揚げに「おいしい~!」とニコニコのこどもたち。
どんな場所でも楽しめる、こどもたちの柔軟さと前向きな力に、改めて成長を感じました。
地域とのつながりを大切に
消防署という地域の安心・安全を守る現場を訪問できたことは、こどもたちにとって貴重な経験となりました。
また、こうした機会を通して、こどもたちが社会の一員としての意識を少しずつ育んでいく姿は、とても頼もしく思います。
ご協力いただいた熊本市東消防署の皆様、本当にありがとうございました。
これからも愛育保育園は、地域とともに歩み、こどもたちの育ちを応援してまいります。