こんにちは、熊本市の愛育保育園です。
今回は、夏の風物詩でもある「スイカ割り」を行った様子をお届けします。
年齢を越えてこどもたちが一緒に楽しみながら、協力や挑戦、そして“食べること”への関心を育んだ1日となりました。
愛育っ子が楽しむ夏のイベント|みんなで力を合わせたスイカ割り

この日は、真夏の陽射しの下、園庭に大きなスイカが登場!
「今日はスイカ割りだよ~!」という先生の声に、こどもたちは大歓声。
まずは5歳児の年長組が、お手本としてスイカ割りに挑戦しました。
目隠しをして棒を持ち、周りのこどもたちの声を頼りに前へ前へと進みます。
「まえ!まえ!」「うしろ!ちょっと右!」と、応援の声が飛び交い大盛り上がり。
緊張しながらも「えいっ!」とスイカを叩くその姿は、まさに真剣勝負。
「惜しい~!」「割れたかな?」と、周りからもワクワクの声が聞こえてきます。
小さなクラスのお友達もチャレンジ!
年長さんの姿を見て刺激を受けた1・2歳児クラスのこどもたちも、順番にスイカ割りにチャレンジ!
まだ小さな体で、ゆっくりと歩み寄りながらバットを振る姿に、応援にも力が入ります。
「がんばれー!」「もうちょっと右!」と、保育士やお友だちの声に導かれながら、見事に命中する場面もありました。
年齢に応じて、それぞれが一生懸命に取り組む姿が印象的でした。
みんなで割ったスイカ、みんなで味わおう♪

何人ものチャレンジにもなかなか割れなかった大きなスイカ。
最後は、みんなの期待を背負って園長先生が登場!
勢いよく「えいっ!」と一振りすると、見事にパカーンと割れて大歓声が上がりました。
その後は、冷たくてあま~いスイカを、みんなでパクパク。
「おいしい!」「もっと食べたい!」と笑顔があふれ、幸せなひとときとなりました。
スイカ割りは“食育”と“協力”のチャンス
実はこのスイカ割り、ただの楽しい遊びではありません。
丸いスイカを間近で見ることで、その大きさ・重さ・手触りといった“本物”の体験ができます。
また、「割って終わり」ではなく、その後に食べて味わうことで「自分で触れた食べ物」に興味が深まり、自然と“食育”につながっていきます。
さらに、周りの子が目隠しをした子をサポートする過程では、
「どう伝えたら伝わるかな?」「応援したいな」という気持ちが育ちます。
目的を共有し、声を掛け合い、協力して達成する喜び。
これこそが、スイカ割りの魅力です。
スイカのように、みんなの笑顔がはじけた一日
暑い夏のひととき、こどもたちはスイカを囲んで笑い合い、応援し合い、喜びを分かち合いました。
季節を感じながら、仲間と力を合わせることの楽しさ。 そして、“食べること”への関心や感謝の気持ち。
そんな夏の思い出が、心に残る一日になってくれたら嬉しいです。
これからも愛育保育園では、こどもたちの健やかな成長を地域とともに見守ってまいります。