秋の気配がぐんと深まり、園庭にも小さな虫の声が響き始めました。
風に揺れる草の音や、遠くから聞こえるコオロギの声に耳を傾けながら、
こどもたちの楽しげな笑い声が広がります。
そんな自然の音に包まれながら、
3歳児さんが虫取り網と虫籠を手に、秋の虫探しへ出かけました。
草むらをそっとのぞき込む姿や、
「どこにいるかな?」とワクワクしながら進む表情に、探検の始まりを感じます♪
そんな愛育保育園の秋ならではの自然あそびの様子を、少しだけご紹介しますね。
秋の自然に囲まれて見つけた小さな発見

草むらからコオロギの声が聞こえてきました。
「あっちかな?」「ここにいるよ!」と声を弾ませながら、耳を澄ませるこどもたち。
少しずつ近づいていく姿は、まるで小さな探検家のようです♪
自然の中で耳を澄ましたり、目を凝らしたり、
全身を使って生き物を探す時間は、こどもたちにとって大切な経験になっています。
みんなで協力して虫探しへ
「〇〇ちゃんはコオロギ捕まえて!」
「私はバッタ探すね!」
こども同士で役割分担が始まる場面もありました。
小さなチームワークに、思わず微笑んでしまいます(*^^*)
そーっと草を揺らしてみたり、石の下を確かめてみたり…。
互いに声をかけ合いながら探す姿に、協力する楽しさが自然と芽生えていることを感じます。
つかまえた昆虫をじっくり観察
コオロギ、殿様バッタ、てんとう虫、トンボ…
たくさんの昆虫に出会えたこの日。
虫カゴを覗き込みながら「羽が透けてるね」「ここに模様があるよ」と、
興味津々で観察するこどもたちの表情はキラキラしています。
動く昆虫に驚いたり、触れ方を相談したりする姿から、
生き物への優しい気持ちが育っているのを感じます。
生き物とのふれあいから育つ、優しさと探究心

秋の虫探しは、自然の中で過ごす時間を通して、
こどもたちの心が豊かに育つ大切な活動です。
触れ合うたびに発見があり、驚きがあり、
「どうして?」という気持ちが広がっていきます。
そっと近づく姿に見える思いやり
バッタを見つけると、そーっと近づいていくこどもたち。
小さな体で一生懸命考えながら動くその姿に、
私たちも心が温かくなります。
「またくるね」「ママのところにかえってね」と
声をかけて逃がしてあげる姿にも、命を大切に思う気持ちがやさしく表れていました。
観察することで広がる不思議への興味
「なんで羽があるの?」「どうして跳ぶの?」
…観察しながら生まれる「?」は、こどもたちの心を大きくしてくれます。
不思議に思ったことが学びの第一歩になり、探究心をゆっくり育てていくのだと感じます。
園生活の中で、こうした気づきの瞬間を大切にしていきたいですね。
園生活の中で育つ探究心
愛育保育園では、身近な自然とふれあう活動を通して、
こどもたちが自分で感じ、考える時間を大切にしています。
日々の遊びの中で「もっと知りたい」という気持ちを引き出すことが、豊かな学びにつながっていきます。
愛育保育園での自然あそびの魅力

愛育保育園では自然を生かしたあそびを大切にしています。
今回の秋の虫探しでも、こどもたちは生き物との出会いを通して、
優しさや興味がどんどん広がっていきました。
「また会おうね」とそっと虫を逃がす姿や、観察しながら生まれる「なんでだろう?」という気持ちは、日々の園生活の中で育まれている大切な成長の姿です。
これからも、自然の中でのびのびと過ごしながら、
こどもたちの心が豊かに育つ環境を整えていきたいと思います。
愛育保育園のあたたかな日常が気になる方は、ぜひ見学で感じていただければ嬉しいです。

