今年度、つきぐみ(3歳児クラス)に進級したこどもたち。
あっという間に2ヶ月がたち、園での生活にもずいぶん慣れてきましたよ。
そんな中、こどもたちがずっと心待ちにしていたお当番活動が、いよいよスタートしました✨
初めての“はさみ”にドキドキ…お当番表づくりから

まずは自分のお当番表づくりから。
なんと今回は、はさみを使って自分で切ることに挑戦!
3歳児さんにとって、愛育保育園ではさみを使うのは初めて。
小さなおててで、そーっと慎重に…
1回切りにチャレンジする姿は、真剣そのものでした。

時間をかけて丁寧に仕上げたお当番表は、どれもその子らしさが光る素敵な作品に。
「じぶんでつくった!」という誇らしさが、次のやる気にもつながっているようです💫
「じぶんのやくわり」があるって、うれしいね

お当番さんは、毎日2人ずつ。順番に交代して活動します。
こどもたちががんばるおしごとは、こんな内容です👇
- 朝と帰りのお集まりのごあいさつ
- 給食の号令「いただきます・ごちそうさまでした」
- ランチョンマットを給食室に取りに行く
- 使い終わったマットをテラスの洗濯かごに入れる
- 使った台拭きを先生に「おねがいします」と渡す
どれも、大人から見ればちょっとしたことかもしれません。
でも、こどもたちにとっては“少し背伸び”の特別なおしごと。
「明日はわたし?」「あいさつ、うまくできるかな?」
そんなドキドキと、期待が入り混じった表情がとてもかわいらしいんです☺️
給食室の先生に「いただきます」とごあいさつできたとき。
大きな声で号令をかけられたとき。
そのたびに、ひとつずつ「できた!」が積み重なっていくのを感じます。
お当番活動のねらい |心を育てる、小さなおしごとをやり抜く力
このお当番活動には、大切なねらいがいくつかあります。
ひとつは、やり抜く力を育てること。
小さなことでも、“自分の役割”としてやり遂げる経験は、こどもたちの心を大きく育ててくれます。
もうひとつは、「ありがとう」と言ってもらえる経験を通して、自信や自己肯定感を育むこと。
「ありがとう」と声をかけられたときの、ちょっぴり照れくさそうな、でもうれしそうな顔は、私たちの宝物です。
そして何より、「ぼくがやった」「わたしもできた」という感覚を大切にしたいと考えています。
それはきっと、これから生きていく中での自信の根っこになってくれるはずです。
小さな挑戦が、大きな自信につながるように
お当番活動を通して、こどもたちはたくさんの「はじめて」と出会っています。
その中で、できることが少しずつ増えていくたびに、目をキラキラさせて教えてくれます。
「じぶんでできた!」という体験は、こどもたちにとって、なによりの自信です。
これからも私たちは、こどもたちの小さなチャレンジを見守りながら、そっと背中を押していきたいと思います。
そんな日々の積み重ねが、心も体も、しなやかに育っていく力につながっていきますように──🌱✨
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