食育の取り組み|1歳児さんがきゅうりを料理しました【熊本市 保育園】 

4月…桜咲くころ

愛育保育園の園庭では、先生たちが毎年恒例の土づくりをしました!

園長先生を筆頭に「よいしょ、よいしょ…」と汗をぬぐいながらスコップを動かして頑張ったんですよ〜(*^^*)

そのプランターに、きゅうり・なす・オクラの苗をそっと植え、年長さんを中心に「大きくなあれ!」と毎日水やり。

小さな芽がぐんぐん伸びていく様子を、1歳児さんも目をまるくして見守っていました。

目次

大きなきゅうりにびっくり!収穫シーンのドキドキ

太陽と水をたっぷり浴びたきゅうりは、先生の手のひら以上の長さに成長。

先生がハサミで切ると、こどもたちのドキドキが笑顔に変わる瞬間が待っていました!

ひんやり重たい感触に「わあ!」と声が弾むこどもたち

収穫したてのきゅうりを頬に当て、「つめた~い!」と弾む声。

立派に育ったきゅうりを持って、その大きさにビックリしている子もいました♪

実際に触れて重さや匂いに気づくことは、感覚の発達をうながします。

きゅうりのたたき作りで広がる五感の学び

収穫後は給食室に「お願いします」と届け、クッキング開始☆

1歳児さんでも安全に調理できる「きゅうりのたたき」に挑戦しました。

ジップロックの上からトントン叩くと、「ポン、ポン」と軽やかな音。

お友達と顔を見合わせてリズムを楽しむ姿に、先生たちも思わずにっこり。

叩いたあとは、「おいしくなーれ」と塩もみタイムで香りと音を楽しみましたよ(*^^*)

少量の塩を入れ、両手でモミモミ。

「きゅうりってこんな匂いなんだね」と、青々しい香りに目をキラキラさせていました。

給食で実食!苦手野菜もパリッと完食できた理由

「ぼくが作ったよ!」という誇りが背中を押し、普段は野菜を残しがちな子もポリポリ完食しました。

自分の手で収穫し、トントン叩いて塩でもんだ きゅうり…

そんな「わたしのきゅうり」だからこそ、一口目のハードルがぐんと下がります。

先生が「どんな味がする?」と尋ねると、「しゃきしゃき!」「おいしいね!」と感想が飛び交いました♪

みんなで作り、みんなで味わう体験は、味覚だけでなく協調性や達成感も育ててくれるのです。

こうして芽生えた食べてみたい気持ちは、次の野菜や家庭での食事へも自然と広がっていくはず(^^)

これが、愛育保育園が大切にしている食育の第一歩「育てる・収穫する・作る・味わう」を通じて、こどもたちの心と体の成長を支える理由です。

愛育保育園が大切にする食育|取り組みのねらいとは

愛育保育園の食育は、「育てる・収穫する・作る・味わう」の4ステップでこどもの好奇心をそっとくすぐります。

畑に立つたび、「先生、次は何を植える?」と目を輝かせるこどもたち。

ご家庭からも「いつの間にか野菜をたくさん食べるようになったんです」と、嬉しい声が届いています(^^)

種が芽を出し、花を咲かせ、実を結ぶまでの変化を見守る…

その小さなドラマに立ち会うことで、食材への愛着がぐんと深まります。

だからこそ「食べてみたい!」の気持ちが自然に育ち、苦手だった野菜も「自分の野菜」として味わえるようになるのです。

まとめ|野菜がつなぐ笑顔と学び、そして次のチャレンジへ

1歳児さんの小さな手が収穫し、トントン叩いて作ったきゅうりのたたき。

「おいしいね!」と頬張る瞬間に、食べることの楽しさがぎゅっと詰まっていました。

次はオクラの収穫が待っています!

こどもたちの「やってみたい」をこれからも全力で応援し、保護者の皆さまに安心とワクワクをお届けしていきます。

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