消防署見学で防火教育&あたたかな交流体験

愛育保育園では毎年恒例となっている消防署見学。

今年も 3歳・4歳・5歳の園児たちが熊本東消防署へ行ってきました!

この日は、消防車や救急車の説明を受けたり、運転席に乗せてもらったり…

さらには偶然、救急車の出動シーンにも立ち会うことができました!(゜o゜)

命を守るお仕事に触れることで、こどもたちの関心と感謝の気持ちが自然と育まれていきます。

目次

「がんばれ〜!」応援にも熱が入った体験タイム

大人気だったのは、消防士さんの早着替えタイム。

「がんばれ〜!」と声援を送りながら、真剣なまなざしで見守るこどもたちの姿が印象的でした。

そのあとは運転席体験、そして会話の時間へ。

「好きな色は?」
「好きなケーキは何?」

優しい消防士さんたちに、園児たちは安心してたくさんお話しすることができました。

年長児が堂々と誓う「火の用心」

見学のしめくくりは、年長さんによる幼年消防クラブの結成式。

「火を大切にします」「火遊びはしません」など、力強く誓いの言葉を述べる姿に拍手が送られました。

こどもたち自身が火の怖さ守る大切さを意識することが、防災意識を育てる第一歩になります。

地域とのつながりが、こどもたちの学びを広げる

消防署見学は、こどもたちにとって単なる「楽しいイベント」ではありません。

地域の大人と直接ふれあうことで、人と人のつながりを肌で感じる体験でもあるんです。

「ありがとう」「すごいなぁ」「守ってくれてるんだ」

そんな気持ちを抱いたこどもたちは、人への感謝や、社会とのつながりの大切さに気づいていきます。

保育園が地域の方々と協力しながら教育の場を広げていくことは、こどもたちにとっても、保護者の方にとっても、安心と信頼につながる大切なこと。

こうした体験の積み重ねで、こどもたちの心の土台を育てていくことができます。

消防署見学をするのは何のため?


愛育保育園では、以下のねらいで消防署見学を行っています。

保護者のみなさまもこの機会に、防災についてご家族でお話ください(^^)

防災への関心を育むため

本物の消防車や設備を目の前にすることで、子どもたちは「火事ってこわいんだ」「災害って気をつけないといけないんだ」と、身近に感じることができます。

実際に見る・聞く・体験することで、防災の大切さを自然と学びます。

消防士さんのお仕事を知るため

優しくお話してくれた消防士さんとの関わりで「地域を守ってくれている大人たち」の姿に興味を持ち、憧れの気持ちが芽生えます。

いざという時の行動を知るため

地震や火事のとき、どうやって逃げたらいいのか、どんなことに気をつければいいのか…。

難しい内容も、体験を通して、子どもたちの心に自然と残るよう工夫しています。

地域への関心を深めるため

自分たちのまちを守ってくれている消防士さんに直接会うことで、「地域ってなんだろう」「自分たちは見守られているんだ」と感じられる貴重な機会になっています。

毎日の生活でも「安全」を意識してもらうため

お散歩や園生活の中でも「危ないかも」「気をつけよう」と、自分で考えて行動できるように…。

そんな力を育てるための一歩として、今回の見学を位置づけています。

消防士さんへ感謝とともに

最後になりましたが、こどもたちに貴重な経験を届けてくださった熊本東消防署の皆様へ、心より感謝申し上げます。

お忙しい中、温かく迎えていただき、ありがとうございました。

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