天狗下駄と竹馬で足育あそび|体と心を育てよう【4歳,5歳の挑戦】

秋の風が気持ちよく吹き抜ける園庭から、元気な笑い声が聞こえてきます。

4歳児さんは「天狗下駄」に、5歳児さんは「竹馬」に挑戦中!

ぐらぐら揺れる足元にドキドキしながらも、

「もう一回やってみよう!」と何度も立ち上がる姿がとても頼もしいです。

今回は、熊本市東区の保育園、愛育保育園で行っている足育あそびをご紹介します。

目次

愛育保育園で育む足育とは

愛育保育園では、こどもたちのからだとこころの育ちを

支えるために「足育」を行っています。

足の指をしっかり使うあそびを通して、

体幹やバランス感覚を楽しみながら育てていく活動です。

天狗下駄や竹馬を取り入れた運動あそび

園では、昔ながらの「天狗下駄」や「竹馬」を使ったあそびを取り入れています。

少し難しそうに見えますが、こどもたちは夢中になって挑戦します!

転んで笑って、また立ち上がって…

そんな繰り返しの中で、いつのまにかからだも心も強くなっていくんです。

前理事長先生の想いがつまった手作りの道具たち

じつは、園にある天狗下駄や竹馬は、すべて前理事長先生の手作り!

歯の高さや足台を少しずつ変えて、

どの子も「やってみたい!」と感じられるように工夫されています。

そんな 先生のぬくもりが込められた道具を

ビニールテープや針金で補強をしながら、愛育っ子達が大切に乗り継いでいます。

4歳児が天狗下駄に挑戦!バランス感覚と心の成長

天狗下駄は、中央に一本だけ歯がある「一本下駄」。

最初は先生に手を取ってもらいながら、そっと一歩ずつ前へすすみます。

一本の歯で立つ!天狗下駄チャレンジの始まり

「うわぁ、むずかしい〜!」と笑いながらも、挑戦をやめない4歳児さんたち。

何度もぐらぐらして転んでも、すぐに立ち上がってもう一度チャレンジ。

その繰り返しの中で、少しずつバランスの感覚をつかんでいきます。

転んでも立ち上がる姿に育つ「挑戦する心」

できるようになるまでの道のりは簡単ではありません。

でも、「できた!」と歩けるようになった瞬間の笑顔は、何よりもまぶしいです。

その経験が、次の挑戦への自信へとつながっていきます。

友だちと助け合いながら成長する姿

「がんばれー!」と声をかけ合ったり、そっと支えたり。

お友だちと力を合わせながら頑張る姿には、思いやりの芽がたくさん見えています。

5歳児は竹馬に挑戦!「できた!」が自信につながる

竹馬に挑戦する5歳児さんたち。

去年よりもずっと背が伸びた分、心も大きく成長しています。

はじめは低い足台からコツコツと

まずは足台の低い竹馬からスタート。

「いち、に!いち、に!」とリズムをとりながら、一歩一歩進んでいきます。

最初は先生の手を借りていた子も、気づけばひとりでスイスイ。

努力の積み重ねが、しっかりと形になっています。

諦めず挑戦する力と達成の喜び

うまくいかないときもありますが、「もう少し頑張ってみよう」と気持ちを切り替える姿がたくさん!

 できた瞬間の笑顔と「見てみて〜!」という声に、まわりの子も思わず拍手。

その達成感が次のステップへの意欲を生み出しています。

お友達どうしで 助け合う気持ちや励まし合う心も、園生活の中で自然と育っています。

愛育保育園が大切にする「からだ」と「こころ」の育ち

こどもたちは毎日のあそびの中で、驚くほど多くのことを学んでいます。

愛育保育園では、一つひとつの経験を大切に、こどもたちの成長を見守っています。

足育から、遊びの中で自然に体幹と集中力を育てる

天狗下駄や竹馬あそびは、足の指や足裏をしっかり使うことで体幹やバランス感覚を育てます。

足が安定すると姿勢や集中力も整い、こころものびのび育ちます。

挑戦を通して自信と意欲を育む保育

愛育保育園では「やってみたい」「できた!」の気持ちを何より大切にしています。

挑戦の積み重ねが、こどもたちの自信や前向きな心を育ててくれるのです。

まとめ

愛育保育園では、天狗下駄や竹馬を通して、からだとこころを一緒に育てる保育を大切にしています。

「できた!」の喜び、友だちと支え合う優しさ、何度も挑戦する強さ…。

そんな一つひとつの経験が、こどもたちの未来を支える力になっています。

これからも、愛育保育園はこどもたちの成長をあたたかく見守っていきます。

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