こんにちは、熊本市の愛育保育園です。
今回は、当園が取り組んでいる「園児成長見える化プログラム」についてご紹介します。
こどもたち一人ひとりの発育を大切に見守り、より良い保育のあり方を模索する中で、私たちはこのプログラムに大きな価値を感じています。
園児成長見える化プログラムとは
このプログラムは、チャイルドヘルスケア協会さんと連携して実施している取り組みです。
園児の「足の健康」「体格の発達」「体力・運動能力」の3つの面から成長を見える化し、日本全国の基準と照らし合わせて現状を把握します。
こどもたちは6歳までに大人の90%ほどの運動能力を獲得すると言われています。
だからこそ、早期からその成長過程を知り、適切なサポートをすることがとても大切です。
測定結果は年に2回、保護者の方と保育士で共有。
ご家庭と園が協力してこどもたちの成長を支えることができる、心強い仕組みとなっています。
足の健康をチェック|足測定

運動能力や姿勢バランスに大きく関係する「足」。
足のサイズや形、成長の度合いを測定しました。
3・4・5歳児クラスのこどもたちは、もう機械にも慣れていて堂々とした姿で計測!
チャイルドヘルスケア協会の柴田先生ともすっかり顔なじみで、安心した表情が印象的でした。
一方で、初めて体験する1・2歳児クラスのこどもたちはちょっぴりドキドキ。
そーっと足をのせたり、先生に寄り添って測定器に乗ったりと、愛らしい姿が見られました。
小さな体で精いっぱいがんばる姿に、職員たちもあたたかい気持ちになりました。
体格・体力測定も実施!

体格測定では、こどもたちの身長や体重の変化を把握。
日々の遊びや生活習慣が、体の成長にどう影響しているかを知る大切な指標になります。
園庭や広場では「25メートル走」や「テニスボール投げ」。
室内では「両足とび」「片足立ち」「体支持」などを行いました。
5歳児クラスでは「この前より早く走るぞ!」と目標を持って取り組む子や、
お友だちのチャレンジを応援する声も飛び交い、頼もしい姿がたくさん見られました。
初めて体験する3歳児さんたちも、お兄さんお姉さんの姿を見て刺激を受けながら、一生懸命に取り組んでいました。
“見える化”で育ちを見守る
園児成長見える化プログラムは、数字やデータだけではなく、 その子らしい“育ち”を一緒に見つけ、支えていくための大切なツールです。
こどもたちの健やかな発達を願い、保護者の方と二人三脚で歩んでいける保育園でありたい。
私たちは、これからも心を込めてこどもたちの成長を見守っていきます。
どうぞ引き続き、愛育保育園をよろしくお願いいたします。