おもちつき体験で日本の文化にふれました

こんにちは、熊本市の愛育保育園です。 

12月24日、園では毎年恒例の「おもちつき」を行いました。

 年末の行事としてこどもたちが楽しみにしているイベントのひとつで、日本の伝統文化にふれながら、五感や情緒を育む貴重な体験です。

目次

全園児参加のおもちつき体験

当日は朝から、給食の先生や担当の先生たちが準備に大忙し。

 臼や杵、蒸し器などを使った本格的なもちつき体験に向けて、念入りな準備が進められました。

1歳児クラス以上のこどもたちは、エプロン・三角巾・マスクを身につけて準備万端。 

おもちつきが始まるのを心待ちにしていました。

もち米の蒸しあがるいい香りが園庭に広がると、こどもたちの表情もワクワクに。 

いよいよ、全園児でのおもちつきがスタートです。

年齢に応じた参加スタイル|力を合わせてペッタンペッタン

0歳児・1歳児さんたちは、先生と一緒に杵を持って挑戦。 

初めての感触に驚いたり、嬉しそうに笑ったりと、思い思いにおもちつきを楽しんでいました。

2歳児さん以上になると、自分で杵を持って「よいしょ、よいしょ!」

先生たちの声援を受けながら、一生懸命にもちをつく姿がとても可愛らしかったです。

5歳児さんはさすが年長さん!

これまでの経験もあり、慣れた手つきで力強く杵を振る姿は頼もしく、みんなのお手本となっていました。

紅いおもちも登場!色の変化にワクワク

今年は、特別に紅いおもちも作りました。

 食紅を入れると、だんだんとおもちが赤くなっていき、その変化にこどもたちは大喜び。

「赤くなってきたー!」

「きれいな色!」と

目を輝かせながら見守っていました。 

見て、触って、色の変化を楽しむこの体験も、こどもたちの感性を育てる大切な時間です。

つきたてのおもちを味わう|砂糖醤油が人気No.1

 おもちをついたあとは、みんなで丸めて、いざ実食!

つきたてのやわらかなおもちは、手のひらで丸めるとびよーんと伸びたり、もちもちとした感触が楽しかったようです。

味つけは「砂糖醤油」「きな粉」「あんこ」の3種類。

 一番人気は、甘じょっぱい味わいがクセになる砂糖醤油でした。

「おいしい~!」

「おかわり!」と

笑顔でほおばるこどもたち。

 特別な体験の中で食べるおもちの味は格別だったようです。

伝統文化を知り、五感と心を育むもちつき体験

もちつき体験は、日本の伝統文化にふれるだけでなく、五感や情緒を豊かに育ててくれる大切な行事です。

もち米が蒸し上がる様子を見て、香りを感じ、杵と臼でつく体験を通して、普段とは異なる“食”の背景に触れることができます。

また、みんなで力を合わせて取り組むことで、協力することの大切さや、成功の喜びも感じることができます。

日本文化の一端を知りながら、食育の視点からも多くの学びがあるおもちつきは、こどもたちにとって大切な経験です。

特別な1日に笑顔があふれたおもちつき

 おもちつきを通して、たくさんの笑顔と発見が生まれた1日。

日本の伝統文化を体験することは、こどもたちにとって特別な思い出になります。 

これからも愛育保育園では、こうした行事を大切にしながら、こどもたちの心を豊かに育てていきたいと思います。

今後とも、愛育保育園をどうぞよろしくお願いいたします。

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