3歳児さんの「チューリップの製作」の様子をご紹介します。
こどもたちの成長を感じられるやさしいひととき、ぜひ最後までご覧ください(^^)
みんなで育てたチューリップが、春を知らせてくれました
昨年10月、園庭のプランターに球根を植えたこどもたち。
寒い冬を越えて、春になった4月。
ついに、きれいなチューリップが咲きました🌷
赤や黄色、ピンク…いろとりどりの花たちが、まるで進級のお祝いをしてくれているようでした。
「咲いたね〜!」「この色が好き!」と、こどもたちも大喜び♪
毎日チューリップの成長を見守ってきたからこそ、花が咲いた喜びもひとしおです。
折り紙でチューリップ作り|指先を使って、心を動かして

そんなチューリップを見て、今回は折り紙でチューリップを作ってみました。
「何色にしようかな〜?」
「先生みたいにできるかな?」
最初は少し難しそうな表情だった子も、先生の動きを真似しながら一生懸命にチャレンジ。
「三角がちょっとずれた!」「ここ、ぴったんこにできた!」
そんな声があちこちから聞こえてきました。
こどもたちが丁寧に折ったチューリップは、それぞれに個性があり、とても可愛らしい仕上がりに!
クレヨンで葉っぱを描いたり、虫のシールを貼ったり…。
「このてんとう虫は、チューリップにとまってるんだよ!」
「このハチはね、チクって刺すよ!」
お友達との会話もはずみ、自然と想像がふくらんでいきます(*^^*)
製作を通して育つ力|道具を使う、イメージする、完成させる

折り紙、クレヨン、のりなど、さまざまな道具を使う製作活動。
こうした活動を通して、こどもたちは自然と【道具の使い方】を学んでいきます。
また、自分の思い描いたものを形にする【イメージ力】や【創造力】も育まれていくのです。
「自分でできた!」という達成感は、こどもの自己肯定感につながる大切な体験。
完成したチューリップを手にしたこどもたちの、誇らしげな笑顔がとても印象的でした(^^)
チューリップとのお別れ|命のサイクルを感じて
その後、園庭のチューリップは少しずつ花を終え、役目を終える時を迎えました。
枯れてしまった花に「ありがとう」「また来年ね」とお別れの言葉をかけながら、球根を抜く作業をしました。
根っこを観察していたこどもたちからは、
「玉ねぎみたい!」
「ひげが生えてる〜!」
と、楽しそうな声があがります♪
植物の命のサイクルにふれ、「育てる」「見守る」「お別れする」を経験…
こどもたちはまた一歩大きく成長したように感じました。
愛育保育園で大切にしていること
愛育保育園では、こうした日常の中で、こどもたちの「感じる心」や「考える力」を育むことを大切にしています。
一人ひとりの興味や気持ちに寄り添いながら、「やってみたい!」という気持ちを引き出す。
その積み重ねが、こどもたちの未来につながると信じているからです。
こどもたちの小さな成長に気づき、共に喜び合える毎日は、保育士としてかけがえのない経験になっています。
求職中の保育士さんへ|愛育保育園で一緒に働きませんか?
現在、愛育保育園では保育士さんの求人募集を行っています。
「こどもの表情をよく見ながら保育がしたい」
「あたたかい雰囲気の中で、こどもとじっくり関わりたい」
そんな想いをお持ちの方にぴったりの職場です。
園見学や体験保育も可能ですので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
やさしい日常のなかで、一緒に“こどもたちの育ち”を支えていきましょう。
さいごに
球根から始まったこどもたちの春。
チューリップの花が咲き、折り紙で作り、そして見送る。
そのすべてが、こどもたちの心にやさしく残る思い出となりました。
今後も、愛育保育園ではこどもたちの“今”を大切にした保育を続けていきます。